子どもたちが遊んでいればいいという自由保育ではありません。子どもたちの意志や興味を尊重する姿勢は、幼児期において、きわめて重要です。
では、1日中、子どもたちの思い通りに好きなことだけをするといった「行動の自由」を与えれば与えるほど良い幼児教育かというと、それは間違っています。
当園では毎日登園後の朝にお部屋に集まり、クラスのみんなと一緒に礼拝や朝の会を行います。
そこで子どもは話を聴く姿勢や、態度、何事にも感謝することの大切さ、自分を愛するように人のことも愛せる心・優しい心などを先生のお話や絵本や紙芝居、みんなでうたう歌やゲームなどから感じ、学び、目標を見つけ、「精神の自由」を獲得していくのです。
ここでは、子どもに与えるべき自由とは「精神の自由」であって、単純に子どもの好きなようにさせるというような「行動の自由」ではありません。
朝の会の後は、自由遊びの時間になります。
子どもはそこで思い思いの遊びを力いっぱい思いっきり楽しみます。
ここでは「行動の自由」が最も適しているのです。
自発的な遊び・好きなことを思いっきり楽しみます。
「行動の自由」「精神の自由」を与えるタイミングやそのバランスは、その時の子どもの健康状態や天気など様々な状態によって変化します。
それらを見極めてその時の状態に適した保育をすることが重要と考えております。
子どもに備わっている良いものを伸ばし、自ら考え十分表現出来る保育を目指しています